吉野ビジターズビューロー最新情報

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Month: 5月 2014

如意輪寺に行ってきました!

五月晴れの休日、吉野山の如意輪寺へ出かけてきました。

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如意輪寺(にょいりんじ)は、延喜年間(西暦901-923年)創建と伝わる古刹で、ご本尊は如意輪観世音菩薩(秘仏・4月7・8・9日のみご開帳)です。
南北朝時代、後醍醐天皇が吉野に行宮を置かれた際に勅願所となりました。

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境内には、如意輪堂(本堂)、多宝塔、御霊殿、宝物殿などの建造物が建ち、裏手の山には第96代後醍醐天皇の塔尾陵(とうのおのみささぎ)があります。

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都に戻ることが叶わず、失意のうちに吉野で崩御した後醍醐天皇。
「玉骨(貴人の骨)はたとえ南山(吉野)の苔に埋ずむるとも、魂魄は常に北闕(皇居の北の正門)の天を望まんと思ふ。」と遺言されたと伝わり、通常では南面する天皇陵のなかで、唯一、北面(京都向き)して位置しています。

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また、後醍醐天皇亡き後の正平4年(1347)、楠正行(まさつら)は大坂の四条畷へ出陣の際、このお寺の如意輪堂の扉に鏃で辞世の歌を刻みました。

「かえらじと かねておもへば梓弓 なきかずに入る 名をぞとどむる」

この扉は現存しており、宝物殿にて拝観することができます。
また、正行はじめ143名が如意輪堂に奉納した髻(もとどり)を埋めた塚も境内にあります。

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また、幕末の儒学者・森田節斎(大和五條)や天誅組総裁の一人・藤本鉄石(備前藩)の碑も境内にあります。

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多宝塔の傍らには、樹齢250年と記された大きなしだれ桜の木があります。

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花々も美しく、南朝ゆかりの宝物も多い如意輪寺。
芭蕉の句碑や天誅組の藤本鉄石顕彰碑などもあり、歴史や文学好きの方はもちろん、吉野山へお越しの際はぜひ訪れていただきたいお寺です。

【塔尾山椿花院 如意輪寺】

<拝観時間>
4月観桜期:7~17時
その他の時期:9~16時

<拝観料>
400円(中高生:200円/小学生:100円)

<アクセス>
近鉄吉野駅から徒歩約35分
駐車場有(観桜期以外は無料)

【終了しました】9月27日は東吉野村へ!天誅組さきがけの道ウォーキングツアー(Pioneer trail walk tour of Tenchugumi ruins)

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【終了しました】

「天誅組」とは、動乱の幕末期、長い徳川幕府の支配に苦しむ人々の姿や諸外国に立ち遅れる日本の状況に耐えかね、尊皇攘夷と政治の抜本的な改革に命をかけた人たちの集団です。

天誅組の大和挙兵は文久3年(1863)8月。 孝明天皇の大和行幸の露払いとして明治天皇の叔父にあたる公家中山忠光・土佐脱藩吉村寅太郎・刈谷脱藩松本奎堂(けいどう)・備前脱藩藤本鉄石らを中心とし、五條の代官所を襲撃したことに始まりました。

代官所轄の約8万石の領地を朝廷直轄地と定めて、「五條御政府」という新しい政治機関を置いたことから、のちに天誅組が「明治維新の魁」と評される由縁になっています。

しかしながら、京都での「8月18日の政変」により、わずか一日にして天誅組は朝廷の賊軍となり、幕府の追討軍から追われる立場になってしまいました。 彼らは、五條や下市、十津川などの各地で死闘を繰り広げましたが、東吉野村で事実上壊滅してしまいました。 東吉野村の人々は無念な最期を遂げた志士たちを手厚く葬り、今もなお熱心に顕彰活動が行われています。

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今回のウォークツアーが行われる9月27日は、三総裁のひとり、土佐藩出身の吉村寅太郎の命日です。

吉野ビジターズビューローでは、この日に、天誅組終焉の地・東吉野村を中心にめぐるウォークツアーを実施予定。
現地では、天誅組志士について記された書籍「草莽の記」著者・東吉野村教育長の坂本基義さん東吉野村天誅組顕彰会会員の上辻元治さんに、詳しいお話を披露していただきながら歩きます。

「吉野山 風にみだるるもみぢ葉は 我が打つ太刀の血煙と見よ」と辞世に詠んだ寅太郎。わずか27年の生涯を尊皇攘夷に捧げました。 欲得を捨て、己の信念のみで散っていった天誅組には、新撰組や坂本龍馬などの話題性や華やかさはないかもしれません。 しかし揺るぎない信念と無私の精神に、私たちも学ぶことがあるのではないでしょうか。

【実施日】2014年9月27日(土)
【ツアー行程】 近鉄/JR桜井駅 9:00出発~17:30頃帰着予定(帰りは榛原駅での降車OK)
【ツアー料金】おひとり様4,000円(税金・保険・バス代・昼食込)

[Date&Time]27 September, 2014  9:00 am – 5:30 pm
[Charge]4000JPY(Bus fare, Lunch, Tax, Insurance included)
For application and inquiry, please contact us.

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まずは、寅太郎の辞世にも詠われた吉野山を訪れ、如意輪寺を拝観します。(藤本鉄石顕彰碑)

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東吉野村 天誅組終焉の地、吉村寅太郎原えいの地

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昼食後は、藤本鉄石や松本奎堂らが眠る湯之谷墓地など徒歩で移動し、竜泉寺(天誅義士の菩提寺)を拝観します。

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吉村寅太郎や那須信吾などの墓所がある明治谷墓地へ。

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壮絶な戦いのあった小川(旧鷲家口)周辺では、那須信吾ら決死隊が彦根藩本陣へ突撃するのに通った出店坂などを歩きます。

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ツアー行程のラストは、天武天皇創建の古社・丹生川上神社。
水の神様「罔象女神(みづはのめのかみ」を祀っています。

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豊かな自然と歴史スポットに彩られる美しい村、東吉野。
さわやかな秋の風を楽しみながら、私たちと共に幕末の志士たちに思いを馳せる一日を過ごしてみませんか?tentyu-logo

【主催者】一般社団法人 吉野ビジターズビューロー
(一社)全国旅行業協会 正会員 奈良県知事登録旅行業第3-196号 国内旅行取扱責任者 岡越 邦雄
奈良県吉野郡吉野町大字上市2060-1
TEL:0746-34-2522 / FAX:0746-39-9238

≪8/21現在、キャンセル待ち受付中です≫

 

吉野&桜井 春のお花情報♪

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とっても良いお天気に恵まれたGWまっただ中の奈良。
吉野と桜井の古社寺巡りで新緑と春の花々を楽しんできました♪

吉野山では、ツツジやシャクナゲ、シャガが見頃を迎えています。

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「国宝仁王門平成大修理勧進・世界遺産登録10周年慶讃 蔵王堂秘仏ご本尊特別ご開帳」が6月8日(日)まで行われている世界遺産・金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂前の「四本桜」も、色鮮やかな新緑。
そして、堂内での「夕座(ゆうざ)勤行」に参列してきました。

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「夕座勤行」は、毎日17時より行われており、一般の参列も可能です。
法螺貝や読経の響くなか、心静かに祈りのひとときを過ごすことができます。
※秘仏ご本尊ご開帳時期は拝観料1,000円要
※堂内の画像は、特別に許可を得て撮影したものです

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吉野山から車を30分ほど走らせると、記紀・万葉のふるさと桜井。
奈良時代創建の古刹・聖林寺さんでは、ツツジがとってもキレイです。
大和盆地を見渡せる高台にある聖林寺。
境内や門前からは、箸墓古墳や三輪山などを一望できます。

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安産・子授けの祈願として知られるこのお寺。
観音堂の国宝・十一面観音菩薩像も天平仏の傑作として名高く、和辻哲郎の「古寺巡礼」でも称賛されています。

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大化の改新発祥の地・談山(たんざん)神社。
日光東照宮創建の際にお手本とされたという鮮やかな朱塗りの社殿と新緑のコントラストが鮮やかです。

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境内では、山吹も咲いていました。
世界で唯一現存する木造の十三重塔(重文)の周りでも、多くのお花が彩りを添えています。
この十三重塔は、一般には非公開ですが、2014年6月8日(日)に行われる「鏡女王祭参列ツアー」にご参加の方限定で初層内陣が特別開扉されます。
大変貴重な機会ですので、お見逃しなく!

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ご祭神・藤原鎌足公のご長男・定慧和尚が唐より持ち帰ったと伝わる、霊木・菴羅樹(あんらじゅ)にピンク色の可憐なお花が咲いており、山吹の黄色と相まって、とってもキレイです。

また、シャクナゲやシャガも見頃。境内の至るところでお花を愛でることができ、癒されます(^^)v

 

これからも、初夏にかけてアジサイや百合などのお花が楽しみな吉野・桜井へ、ぜひ足を延ばしてくださいね♪

観光案内所に「くまぶしくん」が仲間入り♪

DSC_0086吉野山の金峯山寺とホテル日航奈良のコラボテディベア「くまぶしくん」。
本日より吉野町観光案内所でも取り扱いを開始いたしました♪

「くまぶしくん」は、修験道を実践する「山伏」の独特な装束に身を包んだテディベア。
昨年春の発売時には一時売り切れとなったほどの人気者です。

白いベアが元祖「くまぶしくん」ですが、今年、吉野山が世界遺産に登録されて十周年を迎えることから、それを記念した特別バージョンが2,000個限定で作られました。

当観光案内所でも、元祖&限定バージョンの両方入荷しております。
価格は税込で各1,000円とお手頃!
ボールチェーンが付いているので、バッグなどに着けてもカワユイです(^^)/

2_3【くまぶしくんの装束について】

①「頭襟(ときん)」
山伏専用の小さな帽子。山の中で岩や木の枝から頭を護るヘルメットの役割を果たしていて、大日如来の宝冠をかたどったものです。

②「鈴懸(すずかけ)」
本物は麻製。とっても涼しく、険しい山の中を歩くにはもってこい。
鈴懸の「鈴」は、誰もが悟りを得て仏になれる可能性を表しています。

③「結袈裟(ゆいげさ)」
6つの丸い房(梵天)は、悟りを得るために実践すべき修行、「六波羅蜜」を表しています。
着ける人の位によって梵天の色は違い、赤は一番上の「大先達(だいせんだつ)」、それに次ぐ紫色は「先達」が身に着けます。

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④「引敷(ひっしき)」
座るときに座布団として使うものです。鹿など、獣の皮で作られているので丈夫&防水性に優れていて、とっても便利!

世界遺産登録10周年の記念すべき今年、ぜひ吉野へ足を運んで「くまぶしくん」を連れて帰ってくださいね♪