吉野町森林セラピー 悠久の風景 吉野の道

吉野町森林セラピー基地

森林セラピー吉野山

 春になれば3万本もの桜の花で覆われる吉野山。その優雅で気品ある風景は、いにしえから現代に至るまで、多く5人々の心を魅了し続けています。
古代から吉野は、特別な場所として大切にされ、神や自然とつながる修験の聖地としても、人々を招き入れて来ました。
古くは「古事記」や「日本書紀」「万葉集」にも数多く記され、時の天皇や万葉人たちが愛した、美しい光景を伝えています。
また、吉野は林業の地としても400年を超える歴史を持ち、長年に渡って人の手により育てられてきた吉野美林を見ることができます。
悠久の、自然と歴史と文化が今も息づく吉野町は、平成24年3月、奈良県内では初めて「森林セラピー基地」としての認定を受けました。

森林セラピーとは

親子森林セラピー呼吸法指導

 複雑化する社会の中で、過度の精神的ストレスや生活習慣病に悩む人が増加し、社会問題となっている今、森林の力を借りて心や体を癒す「森林セラピー」という取組みが全国的に広がり始めています。
「森林セラピー」とは、単に森林浴を行うだけではなく、インストラクターの指導のもと、さまざまな健康プログラムを行い、精神的ストレスの軽減や、予防医療としての効果を目指した取組みです。

個人から企業へと発展する森林セラピー

企業への広がり

 個人の健康だけでなく、企業などでの福利厚生や教育研修、保険事業、社会貢献といった各種事業において快適な職場環境を作り出すための健康維持・増進プログラムとしても活用されています。

吉野町森林セラピープロモーションビデオ

 吉野町森林セラピーの概要をビデオにしました。美しい吉野の風景と森林セラピーへの取組みをご覧下さい。

特徴ある2つのコース設定

 吉野町で行う「森林セラピー」は、吉野の歴史ある自然環境の中、ウォーキングやレクリエーション、呼吸法などといったプログラムを行いながら五感を開放し、精神的ストレスの軽減、心身の健康増進を図ります。
出来る限り多くの人が、吉野ならではの自然環境を楽しめるように、異なった特徴を持つ2つのコースを設定しました。

吉野 宮滝 万葉コース

吉野 宮滝 万葉コース

 吉野・宮滝 万葉コースは、飛鳥・奈良時代の人々が吉野を巡った道をたどります。
吉野離宮といわれる吉野宮の遺構が発見された宮滝を出発し、万葉集にも詠まれた、象(きさ)の小川のせせらぎを聞きながら歩みを進めます。目の前には、よく手入れされた人工美林が広がり、木々の間から流れ落ちる高滝の清流に、マイナスイオンの心地よさを感じることができるでしょう。
稚児松地蔵付近から視界が広がり、眼下に山々を一望しながら歩くと、修験道の聖地、吉野山に到着。歴史的建造物や山を覆う美しい桜といった、世界遺産ならではの光景が広がります。
このコースは、悠久の歴史に思いを馳せながら山道を歩く、やや健脚向けのコースとなっています。



神仙峡 龍門の里コース

神仙峡 龍門の里コース

 神仙峡 龍門の里コースは、仙人が修行をしたとも言われる神仙峡を体感します。
緑に囲まれた津風呂湖の吊橋をわたり、湖畔を散策、広場から龍門岳の姿を遠くに望みます。いにしえより姿の変わらない山口神社の森を抜け、清らかな水の流れに沿った人工美林の道を進みます。
奈良時代に東大寺の学僧たちが勉学に励んだという龍門寺跡を巡り、龍門の滝では、目の前に流れ落ちる水しぶきとマイナスイオンを体感します。
仙人が修行をしたとも言われるこの付近では木々の木漏れ日に、フィトンチッドを見ることができるかもしれません。
山道を下ると、山口地区の美しい田園風景が広がり、遠くに吉野の山々を望むことができます。
このコースは、舗装率が高く、一部を除いて高低差が少ないので、車椅子が使用できるコース設定も可能です。

ページTOPへ