吉野熊野国立公園は、日本屈指の自然美と歴史を誇る場所です。 今回の旅では、その中でも特に美しい吉野地域を巡ります。春には桜で有名な吉野山。桜の満開の期間はおよそ1週間ですが、そのたった1週間のために吉野山の桜を守る人々がいます。吉野山の桜と修験道には深い関係があり、過去と現在を紡ぐストーリーが今も続いています。 1日目は吉野駅集合後、ケーブルと徒歩で修験道の修行の拠点として知られる金峯山寺へ。修験僧侶(山伏)から吉野の歴史や修験道と桜の関係などの法話をお聞きします。その後、山伏とともに金峯神社、青根ヶ峰、水分神社など名所を巡ります。宿泊は、世界遺産・吉野山にひっそりと佇む太鼓判花夢花夢。活性石温泉「行者の湯」も好評で夕食は、吉野産の山菜や吉野川の魚など地元の食材を使った食事を堪能します。 翌日、希望者は金峯山寺蔵王堂の朝座勤行の拝見も可能です。2日目は吉野の桜の世話をする「桜守」の活動に触れます。桜守の解説を聞き、実際に作業を体験します。体験内容は時期により異なりますが、予定では、土壌改善の作業を体験予定です。桜守としての活動を体験することで、桜のことを学ぶだけではなく、人と自然との共生や尊重の大切さを学ぶことができます。
Highlights
▶世界遺産・金峯山寺にて山伏法話「吉野の歴史と桜を学ぶ」
▶山伏と行く吉野山めぐり
▶早朝、朝座勤行参拝(希望者のみ)
▶吉野の桜を支える桜守の活動体験
Activity
▶金峯山寺法話&山伏と行く吉野山めぐり
吉野山は吉野熊野国立公園の入り口に位置し、多くの歴史が刻まれ、文化が継承されてきたエリアです。自然と修験道、歴史、そして地域の人々の営みが融合したこの場所は、地域独自のストーリーが多く残っています。金峯山寺の山伏の法話では、そのストーリーに触れ、1,000年以上続く歴史や文化を学ぶ機会となります。さらに山伏とともに吉野山の名所を巡るのも魅力的です。長い時を経ても桜や景観、文化が今もなお保全されている吉野エリアを支える人々の営みも垣間見ることができるプログラムです。
▶吉野の桜を支える「桜守」の活動体験
吉野山は、平安時代より人々の憧憬を募らせる地であり、ヤマザクラは、幾度もの危機を克服し、地域の人々が大切に継承してきました。なかでも50ヘクタール・3万本の桜樹林の世話をする3人の「桜守」の存在は知られるところです。しかし近年、吉野山の桜樹林を取り巻く環境は厳しさを増しています。獣害の増加、有害種・外来種の侵入、土壌の悪化、さらには集中豪雨による土砂崩れの危険増など、温暖化を一つの要因としたリスクが高まりつつあります。 今回は、吉野山保勝会の協力を得て、桜守の指導のもとに作業を体験します。桜守の活動を知ると共に、体験を通して学びを深めるプログラムです。吉野山のヤマザクラを次世代につないでいくために、まずは私たちが知ることは重要です。
基本情報
- 募集
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終了
- 日時
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2024年5月11日(土)~12日(日)
- 集合
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近鉄吉野駅 AM11:30集合
- 定員
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15名(最少催行人数11名)
- コース
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<1日目>11:30吉野駅ー金峯山寺蔵王堂=山伏による案内(修行門ー金峯神社ー青根ヶ峰ー西行庵ー修行門ー水分神社ー花矢倉展望台ー宿泊地)ー17:00宿泊施設
<2日目>06:10宿泊施設=金峯山寺蔵王堂ー宿泊施設ー桜守と保全体験ー12:00解散後、各自バス+ロープウェイまたは徒歩で吉野駅
【コース凡例:=バス、…徒歩】 - 参加費
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38,000円 ※一人部屋ご希望の方は追加料金3,000円にて承ります。
お申し込み・お問い合わせ
参加申込はこちら
(一社)吉野ビジターズビューロー
一般社団法人全国旅行業協会会員 奈良県知事登録 旅行業第2-196号
奈良県吉野郡吉野町上市77-1(吉野町役場前)
TEL. 0746-34-2522 FAX. 0746-39-9238
- 2024年3月 7日