奈良・吉野が舞台の小説『吉野葛』は、谷崎潤一郎の中期の名作で、主人公の友人が亡き母の面影を追い求め、母親の故郷である吉野を旅する物語です。
上市・菜摘・国栖の描写や、『義経千本桜』『妹背山婦女庭訓』、後南朝の歴史を織り込んだこの小説は、吉野を知るためのガイドブックにもなっています。
このツアーでは、『吉野葛』ゆかりの地を文芸評論家の安藤礼二氏とともにめぐり、小説の魅力を再発見します。
基本情報
- 募集
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終了
- 日時
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2024年9月8日(日)
- 集合
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近鉄大和上市駅 AM10:00集合
- 定員
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30名
- コース
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10:00 大和上市駅…上市の町並み…妹背山(遠景)=菜摘の里・大谷家=国栖の里・福西和紙本舗=柏木・朝日館(昼食)=入之波=16:00頃大和上市駅
【コース凡例 :…徒歩 =バス】
◎2024年7月1日(月)10:00より予約受付開始
- 参加費
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14,800円(バス・昼食・ガイド・税込)
講師プロフィール 文芸評論家 安藤礼二氏 (あんどうれいじ)
1967年東京生まれ。文芸評論家。多摩美術大学美術学部教授。早稲田大学第一文学部考古学専修卒業。出版社編集者を経て、2002年、「神々の闘争――折口信夫論」で群像新人文学賞優秀賞を受賞、文芸評論家としての活動をはじめる。主な著書として『神々の闘争 折口信夫論』(講談社、2004年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社、2008年、大江健三郎賞および伊藤整文学賞受賞)、『折口信夫』(講談社、2014年、角川財団学芸賞およびサントリー学芸賞受賞)、『大拙』(講談社、2018年)、『列島祝祭論』(作品社、2019年)、『迷宮と宇宙』(羽鳥書店、2019年)他。主な監訳書として井筒俊彦『言語と呪術』(慶應義塾大学出版会、2018年)。
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奈良県吉野郡吉野町上市77-1(吉野町役場前)
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- 2024年6月19日